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漆原 徳光 うるしはら のりみつ
1943年東京都出身。69年4輪レースデビュー。70年のJAFGPにロータス41でフォーミュラへ進出。同年のマカオGPにも出場し4位に。71年日本GPにロータス69、72年日本GPにはロータス69に三菱エンジン(コルト)を搭載して出場。同年富士グランチャンにローラT290コルトで出場、第4戦で優勝。74年富士のF2000で優勝、フォーミュラは76年までスポット参戦。富士グランチャンは74年で一旦休止し、76年から再開し78年で終了するとともに、漆原もレースから引退。
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大森 祥吾 おおもり しょうご
1943年奈良県出身。65年ホンダS600で4輪レースデビュー。ISCC(いすゞスポーツカークラブ)関西支部設立を担ったことで、いすゞの契約ドライバーに。66年鈴鹿300km、鈴鹿12時間で優勝。そのかたわら鈴鹿が放出したブラバムを購入し、68年スピードカップにも出場。69年鈴鹿12時間にはベレット1600GTXで出走、日本GPにはベレットR6で出場。以降もベレット1600GTR等でレースに出場した。71年富士グランチャンにはいすゞR7で出場し6位に。以降、レーサーを引退。
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岡本 安弘 おかもと やすひろ
1942年東京都出身。66年4輪レースデビュー。70年にマツダオート東京からレースに出場。ロータリークーペ、カペラ、サバンナRX-3でレースに出場。72年富士GCスーパーツーリングチャンピオン。73年より富士GCにシグマ
GC73ロータリーで出場。74年富士500kmにはシグマ GC73で優勝(ペアは寺田陽次郎)。74年ル・マン24時間にはシグマ
MC74に寺田/髙橋晴邦と出場した。76年でオート東京を離れた、チーム木の実から出場後一線を退く。86年にサードから耐久レースに出場。
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荻原なお子 おぎはら なおこ <おぎねぇ>
東京都出身。1987年リトルダイナマイトカップでレースにデビュー。その後スターレット、アルトワークス、シルビア、パルサーなどで経験を積み、1991年にはフォーミュラ・トヨタに参戦。女性初の表彰台、ポールポジションを記録。現在フリーアナウンサー&野菜ソムリエ。
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片桐 昌夫 かたぎり まさお
1939年東京都出身。65年に4輪レースデビュー。ホンダS600やプリンス・スカイライン2000GTで船橋や富士のレースに出場。67年富士12時間ではGT1クラス優勝。68年マカオGPでは総合5位。71年富士TTレースではクラス優勝。ツーリングカーレース以外にも当時人気の高かったストックカーレースへ日産セドリックやフォード・マスタング(72年むつ湾)へ積極的に出場。72年はTS日産サニーで富士GCや日本GP前座のレースに出場、同年で現役引退。
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片山 右京 かたやま うきょう
1963年東京都出身。筑波と鈴鹿のFJ1600チャンピオンを獲得し、85年全日本F3。86~87年仏フォーミュラルノー参戦。レーススタイルから「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれた。88年全日本F3000出場、91年全日本F3000チャンピオン獲得後、92年ラルースよりF1参戦。同年ル・マン24時間にはトヨタTS010で出場。93~96年ティレル、97年ミナルディ。98~99年ル・マン24時間に参戦し99年は総合2位。2000年から国内GTレースに出場するかたわらダカールラリー出場。2021年東京オリンピックの自転車競技でスポーツマネージャーを務めた。
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金子 健一 かねこ けんいち
1948年千葉県出身。ジムカーナを経て73年FL-Bでレースデビュー。76年筑波FL-Bでチャンピオンを獲得。77年よりFL500に参戦をはじめる。82年筑波FL550レースで2勝。同年の筑波F3にマーチ793でスポット参戦し8位。83年筑波RJ1800レースではPP3回、2度の優勝を含む表彰台の常連だった。84年全日本耐久筑波に出場しクラス4位(三昌工業
TRSイタバシ825)、耐久には85年の富士500kmにも同チームぁら出場している。84年のマカオGPギアレースにRX-7で出場。
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北野 元 きたの もと
1941年京都府出身。ホンダ契約ライダーを経て1964年第2回日本GPで4輪レースデビュー。65年に日産へ移籍。68年日本GPではニッサンR381で総合優勝。69年サーファーズパラダイス6時間で2位。71年はフェアレディZで全日本チャンピオン獲得。その後もスカイラインGT-Rやブルーバード、サニー、チェリーで出場。73年から富士GC/F2000に参戦。78年の富士GC/F2000参戦で一旦レースから退く。88~89年に全日本ツーリングカーに出場、89年の西仙台で優勝し、同年いっぱいで引退。
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北原 豪彦 きたはら たけひこ
1936年千葉県出身。64年第2回日本GPで2クラスのレースに出場(パブリカ3位/クラウン7位)。TMSCのメンバーとして、トヨタスポーツ800、パブリカ、カローラ/スプリンター、2000GTでクラブマンレースや耐久レースに出場。67年にはパブリカで全日本ツーリングカー1クラスチャンピオン獲得。71年で引退後にジム・ラッセルレーシングスクール日本分校を設立、スクールカーのFJ1300(JRJスバル1300)で73年日本GPに参戦。翌74年の富士FJ1300(ハヤシ708)にもスポット参戦。
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黒澤 琢弥 くろさわ たくや
1962年静岡県出身。85年に4輪レースデビュー。87年に渡英しレース参戦。帰国後の88年全日本F3、89年には全日本ツーリングカーに参戦。90年に全日本F3000デビューし99年のフォーミュラ・ニッポンまで参戦した。89年からは全日本GTに出場(2008年まで)。チーム監督などに携わっていたが、2017年にはスーパー耐久でシビックの開発をしながら参戦、チャンピオンを獲得した。海外レースは98年にニッサンR390GT1でル・マン24時間、2000年には米CARTに参戦。
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桑島 正美 くわしま まさみ
1950年埼玉県出身。69年に4輪レースデビュー。70~71年はフェアレディZ432でレースに参戦。72年に渡英し英F3への参戦を開始。74年は欧州F2に参戦、シーズン後のJAF鈴鹿GPに出場。75年からは富士グランチャン、F2000に出場。ヘルメットとマシンの色から「黒い稲妻」と呼ばれた。欧州F2から撤退後国内でレース活動を始める。76年F1インジャパンにウィリアムズで出場も予選までだった。76~78年は酒井レーシングからF2に出場、79年にはウォーターウルフ・レーシングよりF2と富士グランチャンに出場した。
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近藤 真彦 こんどう まさひこ
1964年神奈川県出身。84年レースデビュー。85年全日本ツーリングカーにスカイラインで出場。88~93年全日本F3に参戦。94年全日本GTに出場し優勝、GTは2002年まで参戦。95年のル・マン24時間ではニッサンGT-R
LMで総合10位。フォーミュラ・ニッポンは95~2000年に参戦。98年には自身のチームを設立、2000年にはKONDO Racing TeamとしてSUOER
GTやスーパーフォーミュラ(SF)に参戦。2018年にSFチームチャンピオン。SUPER GT GT3000は、2020、2022年チャンピオン。現SFを統括するJRP会長。
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櫻井 一 さくらい はじめ
1950年東京都出身。68年富士フレッシュマンにダットサンフェアレディでレースデビュー。69年NETグリーンカップで3位表彰台、同年富士100kmレースで優勝。70年は富士以外の鈴鹿や筑波のレースに出場し好成績を収めた。同年のJAF
GPのGTレースで優勝。周囲が新型フェアレディZでのレース参戦に切り替える中、旧型となったSR型フェアレディで参戦継続。70年富士1000kmにフェアレディZで臨んだがクラッシュに見舞われレースを引退。
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佐々木 秀六 ささき しゅうろく
1947年広島県出身。68年レースデビュー。ホンダのレース開発部門RSCでメカニックを経てレース参戦。72年以降FL500で活躍、74年からはFJ1300に進出し77年にはシリーズ2位。同年TSシビックで活躍。80年全日本F3チャンピオン。81年には英F3に遠征し3位表彰台を得る。帰国後はダンロップ系チームからF3やFPに出場、86~88年はサードで耐久やツーリングカーレースに出場。93~94年にはN1耐久で、98年と2000年にJGTC
GT3000にスポット参戦した。しぶといレース運びから「マムシの秀六」と呼ばれた。
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佐藤 久美 さとう くみ
東京都出身。1986年FITレディースカップでレースにデビュー。その後シビック、シティ、ファミリア、スカイラインGT-Rなどで経験を積み、1994年にはニュルブルクリンク24時間レースに参戦し、2014年には優勝を果たす。2008年に女性最速ドライバー賞を受賞。現在は自動車評論家、インストラクター等を務める。
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菅原 義正 すがわら よしまさ
1941年北海道出身。65年モーターファンオートスポーツラリーに出場。67年にモーリス・ミニクーパーSでレースに参戦、富士12時間でクラス優勝。68年以降も鈴鹿300km、富士300kmでクラス優勝。なかでも69年日本GPツーリングカーでは総合優勝。69年「日本レースマネジメント」社を設立した。70年富士1000kmではホンダ1300クーペでTS1優勝した。ホンダ1300で71年までレースに参戦後レース参戦は終了。83年からダカールラリーに参戦を開始した。
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杉崎 直司 すぎざき なおし
1950年静岡県出身。69年レースデビュー。70年スカイラインGT-Rに乗り換えると72年まで有力日産系プライベーターとして活躍。73年からサニーでレースに参戦。74年から富士グランチャンとFJ1300にも参戦。76年にはF2000にもスポット参戦。アドバンタイヤデビューの79年はアドバンサニーで出場、同年富士マイナーツーリングチャンピオン獲得。その後もTSサニーやTSスターレットでレース参戦。86年でいったんレースを引退。90年にはトムスのスープラで3戦に出場。
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鈴木 亜久里 すずき あぐり
1960年東京都出身。カートを経て79年にF3デビュー。85年にNISMOに抜擢され全日本ツーリングカー(JTC)では86年にチャンピオン、87年からF3000に進出、88年チャンピオン。同年末の日本GPからラルースでF1デビュー。翌年はザクスピードを経て90年からラルースでF1参戦、日本GPで3位。その後フットワーク、リジェに乗る。F1引退後は自チームを結成しフォーミュラ・ニッポン(2009年まで)、JGTC/SUPERGTに参戦中。ARTAを軸にF1やインディ、フォーミュラEにも参加した。
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鈴木 利男 すずき としお
1955年埼玉県出身。1975~76年全日本カートチャンピオン。78年4輪レースデビュー。79年F3チャンピオン。80~81年英F3レースに参戦。帰国後FP、F2に出場。83年富士グランチャンデビュー。国内外の耐久レースにも参戦し、92年デイトナ24時間優勝、99年ル・マン24時間総合2位クラス優勝。85年から全日本ツーリングカーに参戦し90年チャンピオン。93年ラルースF1から2戦に参戦。95年全日本F3000チャンピオン。2013年までR35日産スカイラインGT-Rの開発ドライバーを務めた。
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関根 基司 せきね もとじ
1949年埼玉県出身。学生時代よりラリーを始める。70年代中盤よりTSレース、耐久レースに出場。富士ロングディスタンスでは7回のクラス優勝を飾る。85年からはスカイラインRSターボで全日本ツーリングカー参戦。81、84~85年マカオGPギアレースに出場。91年からはスカイラインGT-RでN1耐久に参戦開始。95~97年はJGTCに参戦。79年には英RACラリーに出場。JAF委員会ではレース部会長、ラリー、スピー部会長などを歴任。現PMC・S会長。
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武智 勇三 たけち ゆうぞう
1940年愛媛県出身。65年ホンダS600で4輪レースデビュー。66年に船橋で開催されたレースに出場した際は、高速道路も無かったため地元松山からフェリーと一般道を使い往復した逸話も残る。67年にはダイハツワークスに抜擢され、プロトタイプスポーツカーP3/P5でレースに出場。67年鈴鹿12時間ではクラス優勝。ダイハツがレース活動を中止したことで武智も69年でレーサーを引退するが、73年富士1000kmではTS1でスポット参戦しクラス優勝。武智俊憲は実弟。
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津々見 友彦 つつみ ともひこ
1941年満州出身。63年第1回日本GPに出場。以降日産(64~65年)、トヨタ(66~67年)ワークスで活動後、69年にプライベートチームを経ていすゞワークスに。FJ360やFJ1300、F2000などのフォーミュラにも出場。富士グランチャンには71年から出場。72年にはマカオGPやギアレースに参戦。85年からはトーヨータイヤの新プロジェクトによるチームを設立。全日本ツーリングカーに出場。91年からN1耐久の出場。70年代はじめより雑誌に記事を掲載。現在自動車評論家。
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長坂 尚樹 ながさか なおき
1953年愛知県出身。72年レースデビュー。73年鈴鹿シルバーカップチャンピオン。富士マイナーツーリング/スーパーツーリングで活躍。75年からF2000/富士GCに進出。82年には富士スーパーシルエットと富士ロングディスタンスチャンピオン。85年と87年には全日本ツーリングカーチャンピオン(JTC)。JTCには93年まで出場。85~91年までグループCにより耐久レースに出場。95~97年は全日本GT選手権に出場。ル・マン24時間には90~91、93年に出場、91、93年はクラス優勝。
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中嶋 悟 なかじま さとる
1953年愛知県出身。73年4輪レースデビュー。75年FL500チャンピオン。76年鈴鹿でGCマシンをドライブ。77年FJ1300チャンピオン、同年F2000に参戦。78年より富士グランチャン出場。1981年、85~86年全日本F2チャンピオン、86年欧州F300参戦。85~86年耐久レースに出場。87年よりロータスよりF1デビュー、ティレルを経て91年レースを引退。引退後は「中嶋企画」で国内外のレースに参戦。1993年からは鈴鹿サーキットトレーニングスクールの校長を務め、後身育成に尽力。
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中谷 明彦 なかや あきひこ
1957年東京都出身。カートからFL550、FJ1600に出場。自動車雑誌を経て86年から全日本F3に出場、88年全日本F3チャンピオン。87年、89年マカオGP出場。89年全日本F3000に出場開始、同年より全日本耐久にも出場をはじめ、開幕戦で優勝。93年全日本ツーリングカークラス2チャンピオン。94~98年JTCC出場。95年からはN1耐久に出場。98~2001年まで全日本GTに出場。87、97、99年にル・マン24時間出場。自動車評論家。運転技術を教授する「中谷塾」を運営。
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野田 英樹 のだ ひでき
1969年大阪府出身。カートを経てFJ1600、88年より全日本F3に。89年より渡英しレースを開始、90~91年に英F3、92年より欧州F3000に出場。94年にはラルースF1で3戦に出場。98年からフォーミュラ・ニッポンと全日本GTに出場する。2003年には自身のチームからフォーミュラ・ニッポンに出場。07年全日本スポーツカー耐久選手権にドライバーチャンピオンを獲得。2012年SUPER
GTにスポット参戦で現役引退。2013年NODAレーシングアカデミー高等学院を開校し後身の育成を図る。
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畑川 治 はたがわ おさむ
1947年静岡県出身。69年ジムカーナでモータースポーツデビュー。72年より鈴鹿FL500に出場をはじめる。77年には鈴鹿FL500チャンピオン。そのかたわら同年のFJ1300にも出場。78年には渡欧しF3に出場。79年には英F3にラルトRT1でフル参戦。同年でレースから引退。帰国後はハヤシレーシングマネージャー、東京R\&D鈴鹿事業所でFJ1600の開発を行ない若手の育成を行なう。NPO法人
鈴鹿モータースポーツ友の会では、高齢者の運転技術向上に貢献。
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福山 英朗 ふくやま ひでお
1955年三重県出身。77年4輪レースデビュー、79年鈴鹿シルバーカップFL550チャンピオン。82年から全日本F3、90年から全日本F3000に出場開始。92年全日本ツーリングカーチャンピオン。94年全日本GT選手権に参戦、十勝24時間で総合優勝。97年と2000年にはGT300チャンピオン。96年スーパーN1耐久クラス1チャンピオン。2000年のル・マン24時間でLM
GTクラス優勝。98~99年、2002~03年には米NASCARに出場した。2024年からGT300チームの監督を務める。
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藤井 修二 ふじい しゅうじ
1951年京都府出身。鈴鹿や富士の耐久レースにツーリングカーで出場し実績を重ねる。86年からC2/GTPクラスで耐久レースに出場、86年WEC
JAPANではGTPクラス3位入賞した。その後も87年鈴鹿500kmでクラス優勝している。88年からは静岡マツダのマツダ757で耐久レースに出場し89年には富士500km、富士500マイルでGTPクラス優勝。91年にチームがマツダ767Bに変更すると、性能が上がったマシンで耐久レースではワークスに並ぶフィニッシュ多数。
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古谷 直広 ふるや なおひろ
1963年埼玉県出身。82年に4輪レースデビュー。86年にイタリアでF2000/F3に参加。帰国後89~90年に全日本F3に出場し90年はシリーズ2位。91年から童夢でF3000に抜擢される。94年からは全日本GT選手権に出場、最初のマシンはランチアラリー037だった。GTはSUPER
GTの2010年まで参戦。イタリアでのレース経験があったためイタリア人ドライバーが乗るJLOCでの参戦が多い。2003年からはスーパー耐久に出場をはじめ、03年と06年にはクラス3チャンピオンを獲得している。
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星野 一義 ほしの かずよし
1947年静岡県出身。2輪モトクロスを経て、70年日産契約ドライバー。チェリーやフェアレディ、スカイラインGT-Rでレースを行なう。74年にマーチF3でFJ1300にデビュー、75年F2000チャンピオン。翌年ヒーローズに抜擢されF2000、富士GC、F1に参戦、F1は翌77年も出場。2002年にドライバー引退後はチームインパルの監督として采配を振るいながら後身の育成を行なう。国内トップフォーミュラだけで8冠(F2/FP)。富士GC5冠、デイトナ24時間優勝(92年)。現役当時「日本一速い男」と呼ばれた。2022年日本プロスポーツ大賞スポーツ功労者顕彰を受賞。
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松浦 賢 まつうら けん
1945年愛媛県出身。2輪レース後ジムカーナに出場。67年日本GPツーリングカーレースでクラス1優勝。68年富士24時間でクラス5位、69年日本GPのGT1クラス優勝。68年マカオGPにホンダS800で出場し総合11位、Bクラスで優勝。73年よりエンジンチューナーとして独立。BMWやフォードコスワースのチューニングで全日本F2、富士グランチャン、全日本F3000のエンジンチューンに携わる。そのほかヤマハF1エンジンなどのチューニングを行なった。
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松下 弘幸 まつした ひろゆき
1961年兵庫県出身。モトクロス、ラリーなどを経て84年シビックレースデビュー。86年より米フォーミュラフォードに出場し経験を積む。88年よりIMSAに出場。89年フォーミュラアトランティックチャンピオンを獲得。90年よりCARTに進出し98年まで参戦。90年ル・マン24時間にBMW
V12 LMで出場。92年デイトナ24時間にはニッサン R90CKで出場。松下が代表を務めるスイフトエンジニアリングは、2009年からのフォーミュラ・ニッポン(スーパーフォーミュラ)でFN09(SF13)として採用された。
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見崎 清志 みさき きよし
1946年静岡県出身。65年にレースデビュー。67年にチームトヨタ入りし、トヨタ2000GT、トヨタ7でレースに出場。トヨタのツーリングカー/GTでレースに出場し73年富士1000kmにはセリカLBターボで総合優勝。73年からは富士グランチャンにも参戦開始。70年代前半には東南アジアのレースへ参戦。その後もF2000、F3に出場、全日本ツーリングカー(JTC、JTCC)、GT選手権に参戦。82年WFCジャパンでは総合3位、91年ル・マン24時間では総合12位、C1クラス優勝。
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米村 太刀夫 よねむら たちお
1941年東京都出身。66年レースデビュー。67年からはタイヤメーカーの開発ドライバーとして開発に従事。68年にはいすゞスポーツカークラブ(ISCC)のワークスドライバーとしてベレットGT/GTR、いすゞR6クーペ/スパイダーで参戦。68年富士12時間ではベレット1600GTで優勝。R6クーペでは鈴鹿1000kmなど耐久レースで活躍。71年からは富士グランチャンにいすゞR7やR6スパイダーで出場。73年いすゞスパイダー2000で出場後にレースから引退、自動車評論家として活躍。
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